生きるよろこび

先日、さらっと書いてしまったのでもう一度取り上げます。20日、21日は東京へ行っていたのですが、21日は多摩美の卒業制作展で、20日は都内で展覧会を2つ巡りました。

一つは東京国立近代美術館「熊谷守一 生きるよろこび」、もう一つは東京オペラシティアートギャラリーの「谷川俊太郎展」です。熊谷守一は、絵がお好き方ならご存知かと思いますが、おとなり岐阜県中津川市出身の画家です。晩年は自邸の庭に寝転がり、何日も蟻の観察をしていたとかw。絵の題材に昆虫はもちろん、小動物や植物、人などが描かれていることが多い反面、命が終わる死も描いています。代表作に「ヤキバノカエリ」という作品があり、娘の遺骨が入った骨壷を抱いて帰る、守一と家族が抽象的に描かれています。他にも死を扱った作品があり、死を知ってこそ、生きる命を知ることができる。そんな守一の伝言を受け取ることができました。

あ、文字数多くなっちゃった・・谷川俊太郎展はまた後日にしようw

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