谷川俊太郎展

先日、熊谷守一展の後に行ったのが、東京オペラシティアートギャラリーで開催していた「谷川俊太郎展」です。きりゅうは特に詩が好きとかいう訳ではないのですが、詩人が開催する展覧会、というものに興味が湧いたので、この機会に行ってきました。ギャラリー内は条件付きで撮影可能。

詩人の言葉を表示した大きなオブジェがいくつも並び、その言葉の側面には言葉を補足するビジュアルが貼られていたり、物が置かれていたりと、これまで見たことのない展示方法で谷川俊太郎という人間が表現されていました。この部屋には作品を見る順番がなく、ランダムにあちこち見ていると、方向感覚が麻痺して出入り口を見失いましたw

この会場の前には、映像の部屋もあり360度文字と、谷川俊太郎の声に囲まれる体験もしました。その映像を構成したのは、多摩美教授でwebデザイナーの中村勇吾さん。

今の日本は1億総クリエイターと言われる時代。様々な人が様々な物事を表現しようとしています。表現の世界は、絵を描く、物を作る、文字を書く、音を奏でる、身体を使うなど以外にもあらゆる方法が試されています。凄じく表現の世界は変化している事を実感した展覧会でした。

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