先程

母親の一周忌を終えてきたきりゅうです。もう1年経つのかと、感慨深いですね。

きりゅうの母は、旧満州で産まれて12歳まで育ち、終戦後に1人で日本に帰って来た人です。一緒にいた母親は帰国途中で亡くなり、妹は行方不明、父親はソビエト軍に連行され終戦後数年経ってから帰ってきたそうです。当時12歳の少女がどうやって父親の実家がある長野県までたどり着いたのか、今となってはわかりませんが(本人も当時のことはあまり話したくないようでした)きっと周りの大人に助けられながら生きて帰って来れたのだと思います。今の私がこうやって産まれ育ったのも、母が旧満州から無事に帰ってきてくれたおかげです。

こういう話は簡単に結べませんが、母親にちゃんとお礼を言ってなかったな。と単純に思うのです。

 

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