5時間30分

昨日は飯田線の電車に、往復5時間半揺られて岡谷市に行ってきたきりゅうです。

目的は、2014年に亡くなった岡谷出身の画家、辰野登恵子展を見るためです。辰野さんの経歴を並べたらキリないくらいたくさんの業績を残されていますが、県内では知名度が低いな〜ときりゅうは不満なのです。現在でもバリバリ現役の草間彌生さんは、2002年に松本市美術館が創立されて、大々的に扱った以降、県内でも一般の方々に広がった感があります。

2004年から多摩美術大学の教授をされていた辰野さんは、残念ながら64歳という若さで亡くなりましたが、もう少し県内でも知名度が上がってほしい画家です。草間さんも辰野さんも共通しているのは、生まれ育った信州という土地の栄養素を存分に吸い込んで、その影響を作品に反映させているということです。そう考えて作品を見れば、抽象絵画も少し身近なものに見えてきませんか?辰野さんの作品?「辰野登恵子 作品」でググるといっぱい出ますw

辰野登恵子展は岡谷美術考古館で、そこから徒歩3分にあるイルフ童画館にも寄りました。写真はこの美術館のメインである絵本作家武井武雄さんの書斎再現。

イルフ童画館は県内ニュースで時々イベントのお知らせを聞くので、名前だけは知っていたのですが、今回初めて来館しました。考古館もイルフもそんなに大きな美術館ではありませんが、落ち着いて作品が見られるいい場所です。昨日は、駅前商店街がハロウィンのイベントだったらしく、お子さんたちが仮装して美術館の受付で「トリックorトリート!」ってw。しっかりお菓子をもらってました。公共施設が商店街とコラボしているのもいいですね。

アクセスカウンター