進路のオススメ

この時期、高校3年生はおおかた進路が見えてきてる時期だと思うので、高校1、2年生向けで書きますね(進学前提で)。

今の日本は、全高校生の約半分が大学に進学すると言われています。一方受け皿の大学は新設や増員で増えており、受験生が大学を選ばなければ全員入学できる全入の時代です。でも大学は人気の偏りが出るので競争倍率が出る大学と、定員を満たせない大学もあり、私立大学の4割が定員割れと言われています。高校生にとっては選択肢が多くて良かれの時代ですが、逆に選択肢が多いことが悩みのタネになります。そんな時は、自分の足元を見ましょう。今まで誰に強要される事なく自分が興味を持ってきたもの、自主的に探求し行動できるもの、それが大学への接続部分です。ただ好きでやっていた事が学問につながって、その分野をもっと深く知る事ができ、同じ志を持った仲間もつくることができます。実際の行動を伴わず、ただの憧れだけで大学にいくと、入学後にこんなはずじゃなかったと理想と現実のズレをおこす可能性があります。高校生活は勉強と部活で目一杯かもしれませんが、自由に使える時間に自分は何をしている?そこがこれから先に進む最初の一歩です。

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