はーい、高速バス→モノレール→電車→市内バスを乗り継いで、多摩美術大学八王子キャンパスにやってきました。
酷暑でしたが4年ぶりに人数制限もなく開催されたので、大勢の見学者が来場していました。留学希望の外国人もたくさんいました。
※レポート写真が全体的にピンボケです。見にくくてごめんなさい。
一緒に来た受験生は各自で見たい場所に行ってもらい、きりゅうはデザイン棟へ。プロダクトデザイン専攻、グラフィックデザイン学科、環境デザイン学科(来年度から建築・環境デザイン学科に改名)があります。
吹抜けになっているギャラリーは見学者でいっぱい!
フロアが狭いので引いて見ることができず、人人人に流されて〜
グラフィックデザインの1、2年次は絵画史に残る名作を研究する課題があり、巨匠の作品をヒントにして自分の作品を制作します。デザインの原点は絵画から、という考えなんですね。平面に特化してより掘り下げる課題です。
何かを擬人化するキャラクターってたくさんありますが、そこを人にするかっ!
って突っ込みたくなったw しかも堂々としてかっこいい。
デザイン棟最上階からの眺め。
奥で何か工事してるね。
卒業生も2名在籍している環境デザイン学科(来年度から建築・環境デザイン学科)です。何の作品が失念したけど、卒業制作の作品かな?
廊下にしらっとエレファントスツール(柳宗理デザイン wikiってね)
野外広場ではプロダクトデザインのイベントで、マツダのカーデザイナーが実際に車を隣りに置いてデザインの解説や現場の話しなどをされていました。実際に働いている多摩美OB・OGが多いんだろうね。
ふお〜観音開きのドア・・
このマツダの赤。完全に定着したよなあ。
ひと昔前の多摩美のオープンキャンパスって、必ず車やバイクがずらっと並んでて壮観でした。
工芸学科の楽焼体験
楽焼って触ってみると、土がすごく空気を含んでいてふわっとした感触なのよね。(あくまでも感触ってことで、本当に空気入っていたら焼いた時に破裂しちゃう)
体験の作品を焼く学生さんたち。暑い中でも楽しそうでした。
もの作りの中でも糸(繊維)、布に特化したテキスタイルデザイン専攻。中は撮影禁止のものが多かったので写真撮ってない・・ 染めの工房がとても広いのよ(撮ってない・・)
外でヒラヒラしてたカラフルな生地がテキスタイルデザインの学生さんの作品かな。
芸術祭のキャラクター タマムシ撮影会
多摩美のタマムシって結構昔からいるよなあ。大学公式のキャラって訳じゃないから、代々の学生さんが引き継いでいかないと無くなっちゃうよねこういうの。
上野毛キャンパスから出張してきた統合デザイン学科。普段の授業は世田谷区上野毛キャンパスなのでわざわざ八王子まで来ているのだが。呼び込みの学生さんも元気だったし、このド派手なサインがすごっw
上野毛キャンパスから出張で来ている統合デザイン学科。ここの教員陣って今現在第一線で仕事している方々だし、都内って立地も魅力的。でも地方から行く人は住居費が高くつくよね・・
ここは「ゼミ」って言わないのね。佐野研二郎さんは、納豆の顔パッケージ(とろっ豆)がロングセラーになってますね。
ああ、ピンぼけ・・
この作品は何の課題か忘れちゃったけど、ゴミ何とか虫ってタイトル付いてて、結構大量に繁殖して・・
振り向いた台の下にもいたw
きりゅうがドット化してw
ウェブデザイナーの中村勇吾さんが教授をしています。
アルミ缶素材のジャケット!
若い人はダイヤルタイプの電話機知らないでしょ?
てか、隣りのパスタ・・・もちろん缶だよねw
統合デザイン学科と同じく上野毛キャンパスから出張してきた演劇舞踊デザイン学科。
教授陣の等身大パネルが立ってて、ちょっとびつくりw 卒業生に俳優の加藤諒さんがいます。
演劇舞踊デザイン学科には、身体表現を主体にした演劇舞踊コースと、舞台演出する劇場美術デザインコースがあります。
これね、椅子から足が出てるのわかります?うっすら人のシルエット・・・敷物は全部古びた原稿。っていう演出が細かい。
有名な小説あるでしょ?
こちらは舞台衣装だけど、何の衣装か演目確認するの忘れた・・オリジナル脚本だっけ。
野外展示で卒業生の名前みつけた!
毎年、オープンキャンパスに展示される環境デザイン学科1年生の作品で「竹で空間を創る 涼を感じる空間」8名のグループワークです。
美大って個人で黙々と制作するイメージあるけど、近年はグループワークを大事にしている大学・学科もあります。何事も一人じゃできないからね。
多摩美の名所!図書館!
放物線状の窓が特徴的
設計は伊東豊雄さん。国内外数々の建築賞を受賞し、長野県とも少し縁のある方です(wikiってね)
中の空間はこんな感じ。画像だとわかりにくいけど、床面が野外と地続きになっていて斜めっています。
どなたかが落とした水筒がカラカラと音を立てて転がっていったw
公開講座も開かれていました。
さて、猛暑でだいぶお疲れ・・今日の見学は終わ・・・りと言いたいとこですがっ!
これから東京造形大学に行きまーすw
※これもひどいピンぼけ
これにて多摩美オープンキャンパスレポートは終わり!
続きは東京造形大学へ
はい、飯田市から5時間かけてやってきました。多摩美術大学(以下タマビ)八王子キャンパス(東京都八王子市)です。都内に上野毛キャンパス(東京都世田谷区)もあります。
ここは大学図書館!(かっけーw)
真っ先に向かったのはグラフィックデザイン学科の入試作品説明会です。すでに始まって1時間は過ぎていたのですが、満席で立見のギューギューの会場になんとか入れてもらえました。ちょっと体勢がきつかったけど・・泣
タマビのグラフィックデザイン学科は、受験生の中で人気の高い学科です。
説明会の後は食堂へ直行!
私が頼んだのはB定食(日替わり?)この日はオムライス〜 とってもウマウマでした!これで450円。
さて、食後は高1の研究生と一緒にデザイン系学科を周りました。ここはプロダクトデザイン専攻。学生さんの机の上を再現!?てなコーナー 車のスケッチとか奥にはライダースジャケットが見えますね。乗り物好き学生さんの集まりかなw
VR体験をさせてくれるコーナー
ん、プロダクトでVR?内容は忘れてしまったけど、だんだん専門分野を越えてボーダレスしてますね。デザインもアートも。
ひゃー
コピックで塗り絵!
贅沢な・・
プロダクトデザインは様々な素材を使ってモノを作るところです。このトゲトゲして見えるのは皮で作った子供向けのおもちゃだっけ?・・畳むと動物の形になってます。柔らかくて触り心地良かった。
とりあえず前半はここまで〜
後日後半アップします!
な〜む〜
←グラフィックデザインの学生さんの作品
プロダクトデザインの合格者作品
前半に掲載するの忘れてた
色彩構成の問題は「測る」だっけな?
うん、クオリティ高い作品だね。
次にグラフィックデザインの見学に行ったんだけど、あんまり写真撮ってなかった・・ 最近、撮影禁止にしている場所も作品も多いので気をつけなければいけません。
これ楽しいデザインの殺虫スプレーw
4階から下を見ると事件現場!?
いやっ!
よーく見たら庭ですね。環境デザインの作品かな。
はい、駆け足で情報デザイン棟へ
ここには情報デザイン学科メディア芸術コース、情報デザインコース、芸術学科が入っています。図書館のお隣ってのがいいね〜
中にはこんなに大きいスタジオがあります。奥にはLEDの大画面(6、7メートルあったかな)でキャベツやパン、鯉を投げるゲームができるコーナーがあってねw
※タマビメディア芸術のツイッターにデモ動画あるよ〜
写真は撮り忘れた・・
情報デザインの展示は窓越しだけ(ごめんね)
テキスタイルデザインの野外作品を横目に帰りのバスの大行列に並び、また5時間かけて飯田まで帰ってまいりました(ふう)
あー
急いでて学科別の資料もらい損ねたところがあるな〜ワークショップで色々体験できるのも美大なわでは。
4時間程度じゃ全部見て歩くのは無理です!疲れちゃうしw
なので早い段階で美芸大を志望する人は、こまめに大学見学に行くといいですよ。夏休みに進路相談会を開く大学もあるし、秋頃からは芸術祭、冬は卒業制作展があります。美大はなんだかんだで結構楽しいのだw