想像力

7/14付中日新聞長野版の記事です。５年前の事件ですがニュースを聞いた当時きりゅうは怒りを覚えました。高温になる投光器の近くに木くずを置いたため発火し火事になって死者が出ました。美大生も多く参加するイベントでの事件でしたので強く記憶しています。きりゅうが何に怒っているかと言うと、元学生の想像力というか、考える力の無さ故に死者を出したことです。高熱になる電気機器の近くに燃えやすい物を置くことが危険。ということが想像できなかった。しかも工業と名のつく大学に在籍していた大学生がです。作品をたくさんの人に見ていただくのは大切な機会で、どんどんやった方がいい。ただそれ以前に自分の作品で人を傷つけてはいけません。そんなことは当たり前ですが作品が倒れたり、設置場所から外れたり、他者の力が加わったりと様々なことが起こることをあらかじめ予測しておくことが大事です。何かが起きてから「予想外だった」という言い訳は通用しません。「想像力」という言葉は、夢や未知の世界を想像することだけではなく、身近な物事に対しても必要です。